ニキビのできる場所が人によって違うのはなぜ? 部位別の原因と対策

美容

ニキビができやすい部位はどこですか?
おでこ(額)や鼻のまわり?
それとも口まわりやあごなど顔の下のほう?
ニキビができやすい場所は肌質や肌の特性などが関係してきます。
今回は、ニキビができる部位別の原因と対策について解説します。


■ニキビができる場所によって原因は違うの?

ニキビができる場所は人によって異なります。
大きく「U」「T」「TU」タイプに分類されます。
それぞれのタイプを詳しく見てみましょう。

Uタイプ

頬・口まわり・あご・フェイスラインなど、肌が乾燥しやすいUゾーンにニキビができやすいタイプ

肌質の傾向:乾燥肌
肌の水分量が少なく乾燥していると、Uゾーンにニキビができやすい傾向となります。

Tタイプ

おでこ(額)・鼻など、皮脂分泌が活発なTゾーンにニキビができやすいタイプ

肌質の傾向:オイリー肌
皮脂の分泌量が多いオイリー肌(脂性肌)の方は、顔のなかでも特に皮脂の分泌量が多いTゾーンにニキビができやすくなります。

TUタイプ

特定部位ではなく、顔全体にニキビができやすいタイプ

肌質の傾向:混合肌
肌の水分量は少ないけれども、皮脂分泌量が多い混合肌の方は、特定の部位ではなく、顔全体にニキビができやすい傾向があります。

■ニキビを予防するためには?

ニキビの予防法をお伝えする前に、ニキビができる原因を簡単にご説明します。

ニキビができる主な原因は
●毛穴づまり
●皮脂
●アクネ菌の増殖
の3つです。
毛穴がつまると、毛穴の内部に皮脂がたまります。
すると、皮脂を好み酸素を嫌うアクネ菌(ニキビの原因菌)が増殖して、ニキビができてしまいます。

つまり、ニキビを発生させないためには
○毛穴をつまらせない
○余分な皮脂は除去する
○アクネ菌を増殖させない

ことが大切です。

ニキビ予防の基本は丁寧なクレンジング・洗顔で、不要な皮脂や角質、よごれをオフしてまっさらな素肌にリセットすることが大切です。

そして、十分な保湿ケア!
特に、Uタイプの方は、水分だけでなく、油分もたっぷりと補いましょう。

TUタイプの方は、油分・水分ともにバランスよく補給することが大切です。
おでこや鼻まわりのテカリやベタつきが気になる場合は、部位ごとに塗布量を変えるのもおすすめです。
乾燥しやすいUゾーンはたっぷりと、TゾーンはUゾーンを塗布した後に手に残ったものをハンドプレスでなじませるくらいでもOK! 肌状態に合わせて調整してくださいね。

Tタイプの方は、油分は足りているので水分中心の保湿ケアで肌の油-水分バランスを整えましょう。

保湿ケアは、肌にうるおいを与えるだけでなく、バリア機能やターンオーバー(表皮の生まれ変わり)を整えるためにも重要なお手入れです。
肌の状態に応じて、毎日丁寧に保湿ケアをしてニキビを予防しましょう!

保湿アイテムも 「ニキビのもとになりにくい処方(ノンコメドジェニックテスト済み)」の製品を選ぶのがおすすめです!

 

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